2022年11月15日

丹波市家づくり  断熱材のウレタン 100倍発砲?30倍発砲?

お疲れ様です

もう日が短いですね~~

現場では16時半ぐらいになると

暗いですね

 

 

 

今日も

丹波市家づくり365日ブログ

始めます

 

 

今日の現場は

当社 標準仕様の断熱

CW断熱のウレタンの吹き付けでした

発砲ウレタンを現場で吹き付けます

ウレタンですが現場発泡ウレタンにも

種類があります

 

 

 

大きな違いと言えば

発砲率です

現場発泡ウレタンは

現場で温度の高い原液を吹き付け

内部に気泡ができて

膨らんで固まる断熱材です

 

 

 

現場で吹き付けるので

隙間にも入り込み膨らんで固まるため

気密性が高いです

 

 

 

 

この時原液が100倍まで膨張するか

30倍まで膨張するかの違いで

「100倍発砲」「30倍発砲」と言います

 

 

 

当然ですが たくさん膨らむ方が

100倍発砲 たくさん膨らむ方が

コストは安く済みます

住宅では「100倍発砲」の方が

多く使われているようです

 

 

 

100倍発砲はたくさん膨らむので

スポンジのように柔らかいです

 

 

 

当社は「30倍発砲」を使用しています

冷凍倉庫なんかにも「30倍発砲」が

使われているようです

 

 

 

当社は 100倍発砲使わず 

30倍発砲を使います

何故かというと

 

 

 

断熱性能の違い

30倍発砲の方が1.5倍程度

滅伝導率が低いことと

透湿抵抗の違い 100倍発砲の方が

水蒸気が入りやすい

その辺の理由で30倍発砲ウレタンを使用しています

 

 

 

 

100倍発砲は水蒸気の通しやすさが問題

100倍発砲は内部の気泡同士が

つながっている 連続気泡と言います

 

 

 

30倍発砲は内部の気泡同士が

つながっていない 独立気泡と言います

100倍発砲は連続した気泡なので

水蒸気を通しやすいんです

 

 

 

100倍発砲を使用した場合

30倍発砲に比べ

壁内の相対湿度が高くなり

壁内結露やカビのリスクが高くなる

という結果が出ているそうです

 

 

 

 

夕方にはウレタン吹き付け

完了です

完了写真です↓↓

 

 

今日 ウレタン吹き付けの職人さんと

話してたんですが

ウレタンやさんが

「自分の家やったら絶対30倍発砲吹き付けるわ!」

そんなこと言ってました(^_-)-☆

 

 

 

今日の

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ココまでです

 

 

 

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それでは

また明日・・・